S中学校の学習支援 "Plus 1"2011年03月18日 22時41分01秒

Echo Associates の活動の一部として、
S中学校での学習支援: “Plus 1” (プラス ワン) がある。

先に書いた H小学校、S小学校などで学んだ子どもたちが
進学する中学校である。学習支援: “Plus 1”とは、名前に示すように、
生徒の現在の学力を一つアップさせることが狙いである。
特にグレード1、2の子どもたちのアップを望んでいる。
対象は1年生から3年生、学科は数学と英語である。

Plus 1 がH小学校、S小学校での学習支援と一番違うのは、
正規の授業時間中に先生をサポートして
生徒の学習の支援をするのではなく、
放課後に、いわば、補習のような時間帯に行う点である。

したがって、Plus 1 への参加・不参加は、基本的には生徒の
自由意思にゆだねられている。
この時間帯は”部活”と重なるのが、大きな問題である。
S中学では部活を教育の重要な位置に置いてあり、
この点が Plus 1 の活動といつも議論となる。
一部の先生は、Plus 1 に参加して、学力を伸ばしてほしい生徒に
“招待状” を贈って、参加を促している。
しかし、“招待状” をもらった生徒は、成績の悪い生徒との、
ラベルを張られたと、本人および周囲から認識される危険性があるから、
として、全校的な動きにならず、先生の自主性に任されている。
この辺りが、なんとも歯痒いと不満を感じる支援ボランティアもいる。

昨日(3/17)、学校 (校長、学科主任の先生、学科担当の先生)、
生涯学習委員会 (地域住民が参加しての教育レベルの向上を目指す集まり)、
そして、Plus 1 学習支援を実際に行うボランティアの3者が校長室に集まり、
今年を振り返り、来年の活動をさらに効果あるものにするかを話しあった。
3者とも、子どもたちの教育を向上させる、ことに関して
同じ目的意識を共有しているはずだが、なかなか埋まらないギャップがある。
全体的に言えば、最もピュアなのが生涯学習委員会、
最もコンサーバティブなのが学校、その間に幅広くボランティアが存在する。
3者は少しずつではあるが、意識の共有を進めて前進している、と思いたい。