ハイタッチして、来年もね・・2012年03月06日 17時26分08秒


2011年度の菅生小の「ふれあい学習」は、
・一年生:足し算、引き算、繰り上がり、繰り下がり
・二年生:九九、九九の応用
  ・三年生:ソロバン 
の枠組みの中で、それぞれ3校時、3校時、3クラスX 2校時であり、コミュニティーの50歳代から70歳代の男女、延べ約100人が学習支援ボランティアとして参加しました。

活動は2月9日で今年度は終了し、昨日 3月5日、コーディネーターを努める生涯学習委員会、学習支援ボランティア、そして、菅生小の3者で、「今後へ向けての交流会」を持ちました。かなり本音の話が出来る関係になって来たが、未だ、それぞれで違った展望を持っていることも明らかになってきた。立場により違うのは当然だし、とてもいいことだと思います。前には、お互いの真意の交換が出来なかったのですから。

学習支援ボランティアからは:
・「バナナ」、「さくらんぼ」を使った、ひきひき算(あるいは、ひきたし算)を、理解しきれていない子が何人かいた。先生のご苦労が感じられ、年に1学年3日だけでなく、もっと日常的な学習支援があったほうがいいと思う。(1年生担当)
・学力だけでなく、学習態度、集中力が素晴らしく、子ども、先生とも、手本になるものだった。今日は、プリントが多めだったので、ゴールまで行く子はいなかったが、達成感は全員持ったようだった。(2年生担当)
・担任の先生が、「あせらないで、丁寧に」と言われたので、子どもたちもその言葉を守って、競争して雑になることもなく、ほとんど間違えないで、掛け算九九計算をしていた。(2年生担当)
・繰り上がりの計算、位どりを、理解するのに最初は手間取っていた子どもも、多くは、最後には理解してくれた。そろばんの学習中、全員が実に楽しそうだったが、2時間では物足りず、ほとんどの子どもがもっとそろばんを習いたいと言っていた。(3年生担当)

などの「学力向上」に向けての感想が多く出されたが、名前にあるように学校・児童と地域住民との「ふれあい」を、学校は重要視していることも、改めて認識する結果ともなった。この二軸をどのように展開するかも今後の課題である。 子どもたちからお礼の手紙をもらい、思わずウルウルとするボランティアもいるほどでした。「来年も来てね!!」と言われ、ハイタッチをして別れるのは、うれしく、切ない。いろいろの課題もありますが、来年も頑張ろう・・