より直観的(?)になった英語の教科書2012年05月24日 10時42分06秒



私たちが長年やっている 川崎)宮前区の菅生中学校での学習支援ボランティア活動“Plus 1 (プラス ワン)”。英語と数学の2教科で支援している。放課後に希望の生徒さんに支援、と言うより一緒になって、楽しみながら学力を今より「一つ」 - Plus 1 - 上げましょう、との趣旨の取組です。普通の教室ではなく、金工室と木工室で四角いテーブルを囲んで。

今学年は英語の教科書が変わった。担当の先生の意向ではなく、別の要因のようだ。小学校での英語授業開始も一つの要因かも知れない。

○NEW HORIZON (TOKYO SHOSEKI) から
最初に出てくる言葉:
Good morning, everyone. Good morning, Mr. Simon.
How are you? Fine, thank you. And you?
Fine, thank you.
○TOTAL ENGLISH (GAKKO TOSHO) へ。
最初に出てくる言葉:
Hello!
My name is Kato Nanami.
Please call me Nana.
Nice to meet you.

ボランテイァをしている世代では:
 This is a pen.
でしたから、大きな変化です。

二つのシリーズは会話重視、挿絵・写真いっぱい、の編集方針は同じだが、システマチックからより直観的になっているように感じる。パソコン・スマホ・携帯電話などの操作が、どんどん直観てきになるのと呼応しているのだろうか。今の子どもたちは、マニュアルなどなくても、どんどん使いこなしてしまう。赤ん坊が、言葉を覚える・理解する過程は、正に直観力以外の何物でもないかも、とも思う。

このような基本的な移り変わりの本質をしっかりと捉えて、子どもたちへの学習支援を行うのは極めてチャレンジングであり、重要なことと認識を新たにする。

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