書と具象と抽象と2009年01月13日 13時58分35秒

書き初めの正月と言うこともあり、また、妹が佳作に入選したとの報せがあったことでもあり、六本木の国立新美術館に、第57回独立書展を見に行ってきた。 2階と3階の広いスペースを使って展示された、膨大な作品群に圧倒された。  「独立」とは、「個々人が独立した書人」という意味であり、
したがって、書展を主催している「独立書人団」とは、
「作家意識を持った人たちの集団」を意味しているとのことだ。

これだけの数、種類の書の展示会を見るのは、初めての経験だった。
もちろん、何かを訴えようとの意志の下に、書かれているのだろうが、
先ず、何と書かれているか簡単に分かるのが30%、残る20% が判じもの、
残りは、書と言うより絵画とでも表現した方が素人には分かり易い。
具象と抽象の間の何か、とでも言えそうだ。

展示を見ていて、感じたのは、一字一字は判然と何か分からないが、
スペース全体として、何か訴えるものがある –- 絵画的な視覚とでも?
があり、本来の字の意味がそれに合致しているタイプの作品が、
意外にも私には心地よかった。もともと、漢字は物の形を、
簡素化あるいは抽象化して、出来ているのだが、
「書」では、それを逆にした流れにして、創作しているのと言えようか。

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