S中学校の学習支援 "Plus 1" (その2)2011年05月13日 22時52分18秒

Echo Associates の活動の一つの柱に、コミュニティーの中学校、
小学校での学習支援があり、その一部としてのS中学校での学習支援:
“Plus 1” (プラス ワン) についての二回目の書き込みです。

今年度の活動は4月より始まった。
今年と昨年までとの大きな違が二つある。
一つは、有力な支援メンバーのお二人が、
学校の教育に対する考え方とのギャップ、そして、
コーディネーションの仕方に関する不信感などから、
支援を下りてしまったこと。
これは支援に対する基本的な考え方にまで溯る大きな問題である。
まだまだ、こんな解決しなければならない問題を抱えての新学期である。
残ったメンバーで今年度は頑張らねばならない。

二つ目は、昨年までは、生徒さんに課題あるいは疑問点などを
持って“Plus 1”に参加しようと呼びかけていたが、
それに加えて、支援グループがオリジナルに作成した問題集を
用意しているのでどうぞ、との呼びかけをしたことである。
生徒さんにより参加し易く、そして、より効果を上げようと
練ったアイデアである。

第一回目は昨年度の学習の総復習が出来るような問題を作成した。
1年生にはアルファベットの書き方、日本語英語と英語の差、
例えばバイク(二輪車と自転車)など、
3年生には2年のポイントの総ざらいなどを用意した。
各人が作成した問題は皆でレビューして、印刷して生徒さんを待った。

第一日目は数学、二日目は英語と連日熱心に参加する1年生、
学友を連れてグループで参加する2年生など
いろいろな状況での参加があった。
支援者側は指導する人、丸付けをする人など、分担して効率よく、
効果的な対応を心掛けた。

これらの新しい試みが生徒さん、先生にどのような評価を得るのか、
今後が楽しみの新学期のスタートである。