11月は定期試験対策の "プラス ワン"でした2011年12月05日 21時22分06秒

今回は稗原小の”算数名人”、菅生小の”ふれあい学習“、と共にボランティアで行っている菅生中の“プラス ワン” 学習支援の状況を書きます。掲載の写真は英語ドリルの一部です。

11月は定期試験の月に当たり、また、その他の事情から、通例の倍の6日も“プラス ワン” の時間が取れました。1~3年の全学年とも、先生から通知のあった試験範囲に合わせた試験直前のドリルを作成しました。これで力をつければ、60点は取れるよう、“プラス ワン”の狙い通り、レベル3程度の生徒をターゲットにしたドリルです。ドリル作成に当たり、今回は特に念を入れて、問題作成ミスの発見を兼ねて、私の二人の子どもと妻にドリルを解いてもらいました。試験対策なの教科書をベースにしたドリルなので、教科書を見ていない彼らは、「難しい!! 疲れた~~」と悲鳴を上げていたが、大いに役立ってくれたと思います。

定期試験直前の“プラス ワン”なので、参加の生徒たちは真剣で集中していて、通例の月だと何人かいる、さわぐ子どもはなく、ひきしまった雰囲気であったのはうれしいことです。初日はプラス ワン ドリルの印刷から始まりました。いつも“プラス ワン”に使っている金工室(数学)と木工室(英語)でやる子もいれば、部活を終えてから終了間際にやって来て、帰宅してからやりたいと、全種類のドリルを持ち帰る生徒たちもいました。

ボランティア講師と生徒のバランスの取れてない日には、ドリル 1ページを終えた生徒には、解答入りのドリルを渡して、生徒たち同士での答え合わせを指示し、わからないところ、あるいは、間違えたところを、持ってくるようにします。こうすることで、理解が不十分な生徒にマンツーマンで対応する時間を少しでも確保することもあります。生徒も、友達同士で、あれこれ考えながら書き込んでいたりして、自主採点と個人指導の流れも結構有効であったと感じます。

生徒たちの反応、見える熱意に、ボランティア講師の中に、充実感、達成感が通常の月よりあったとの声が聞かれた。これが何事にも代えがたいボランティアの醍醐味でしょう。小学生には小学生の、中学生には中学生の、違った対応と反応があり喜びも違いますが、子どもたちの成長に役立っている喜びは共通のものです。今後もこの喜びを胸に活動の広さ、深さを増していきたいものです。